使い方
- 「税抜 → 税込」か「税込 → 税抜」を選びます。
- 金額を入力し、税率(10%か8%)を選びます。
- 1円未満の端数の処理方法を選びます。わからなければ、よく使われる「切り捨て」のままで大丈夫です。
結果には、税込価格(または税抜価格)、消費税額と、使った計算式が表示されます。「コピー」で金額だけをコピーできます。
計算方法
- 税抜 → 税込:消費税額=税抜価格×税率(端数処理)、税込価格=税抜価格+消費税額
- 税込 → 税抜:消費税額=税込価格×10/110(8%なら8/108)(端数処理)、税抜価格=税込価格-消費税額
税込から税抜を出すときに「税込÷1.1」を先に端数処理すると、税抜と消費税を足して税込に戻らないことがあります。このツールは先に消費税額を出して引き算するので、税抜価格と消費税額の合計は必ず税込価格と一致します。
計算例
| 計算 | 金額 | 消費税(切り捨て) | 結果 |
|---|---|---|---|
| 税抜 → 税込(10%) | 1,000円 | 100円 | 税込1,100円 |
| 税抜 → 税込(8%) | 198円 | 15.84 → 15円 | 税込213円 |
| 税込 → 税抜(10%) | 1,100円 | 100円 | 税抜1,000円 |
| 税込 → 税抜(10%) | 1,000円 | 90.90… → 90円 | 税抜910円 |
最後の例の税抜910円に10%をかけると税込1,001円になります。税込ちょうど1,000円になる税抜価格はないため、ツールではその旨も表示します。
標準税率と軽減税率
| 税率 | 内訳 | 対象 |
|---|---|---|
| 10%(標準税率) | 消費税7.8%+地方消費税2.2% | 下記以外のほぼすべて(外食、酒類、医薬品なども) |
| 8%(軽減税率) | 消費税6.24%+地方消費税1.76% | 酒類を除く飲食料品、週2回以上発行の新聞の定期購読 |
おもちゃ付きのお菓子のような「一体資産」は、税抜価格が1万円以下で食品部分の価格が3分の2以上なら8%です。
インボイスの端数処理
インボイス(適格請求書)では、消費税額の端数処理は1枚の請求書につき税率ごとに1回です。商品ごとに消費税を計算して端数処理し、それを合計する方法は認められていません。
たとえば8%の商品198円・298円・398円を1枚の請求書に載せる場合、商品ごとに切り捨てると15円+23円+31円=69円ですが、正しくは合計894円×8%=71.52円→71円です。請求書の消費税額を出すときは、税率ごとの合計額をこのツールに入れてください。
国税庁のQ&Aの記載例では、税込100,000円の請求書のうち10%対象60,000円の消費税を60,000円×10/110≒5,454円、8%対象40,000円の消費税を40,000円×8/108≒2,962円としています。このツールで「税込 → 税抜」「切り捨て」を選ぶと同じ金額になります。切り捨て・切り上げ・四捨五入のどれを使うかは、事業者が決めてかまいません。
総額表示
消費者に向けて価格を表示するときは、消費税を含めた税込価格の表示が義務付けられています(総額表示)。「11,000円(税抜価格10,000円)」のように、税抜価格を併記するのはかまいません。